Tuesday, March 31, 2009

破産弁護士

(1)自己破産(破産・免責手続)とは?

自己破産とは、債務者の申し立てによって開始される破産のことをいい、免責手続によって借金を全額カットさせることを目的としています。自己破産は、債務整理手続のなかでも借金をゼロにさせることができる最も強力な手法です。ほかの債務整理手続で債務の返済が困難な場合には、自己破産を利用した方が格段に有利となります。

なお、自己破産の 反対用語として債権者破産という言葉があります。破産手続は、債務者の事業活動の停止、債務者の費消による配当財産の減少の防止などを目的として債権者の 申し立てによって破産が開始されることもあり、これを債権者破産といいます。近年、消費者金融の利用者の増加に伴い、消費者債務者の破産が増加したことか ら、自己破産という言葉も一般に多く使われるようになりました。

法律的には、破産手続と免責手続とに分かれており、破産手続によって債務の免除がなされるわけではなく、免責手続によって債務の免除がなされます。

破産手続とは、裁判所が行う破産手続開始決定時点における資産・負債を裁判所が選任する破産管財人に専属させ、破産管財人がその資産を換価(お金に換えること)し、換価した資産を債権者に平等に配当する手続です。 免責手続は、換価した資産を債権者に平等に配当した結果、残った債務について消滅させる手続です。なお、免責手続は、個人が債権者による追及から解放して経済的再生を図るための制度でありため、法人には免責制度はありません。

つまり、破産手続開始決定によって、破産手続開始決定後に新たに取得した給料等の財産を債権者から追及されることなく確保することができるという点が、破産手続の重要なポイントです。

<破産・免責手続きの概要>
自己破産・免責手続きの概要

(2)自己破産と任意整理・個人再生との違い

自己破産は、任意整理・個人再生と異なり、原則として破産手続開始決定時におけるすべての負債を免除させることができます。これに対して、任意整理や個人再生では、すべての負債を免除させることができません。

自己破産は、 清算型手続と言われ、原則として破産手続開始決定時における価値のある資産を処分しなければなりません。 法律上、99万円に満つるまでの現金は、自由財産と言われ配当の対象とはなりませんが、それ以外の価値ある財産がある場合には破産管財人によって処分・換 価されてしまう可能性があります(東京地方裁判所の場合は20万円が一つの基準となります)。 これに対し、任意整理や個人再生では、価値ある財産がある場合でも処分せずに進めることができる場合があります。

(3)自己破産弁護士相談.comにおける自己破産の特徴

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Wednesday, March 25, 2009

松田大児

Bueno!) こんにちは。と言うか、お帰りなさいかな。今日はカリフォルニアから帰ってきたばかりで、出身地の奈良でちょうど今、展覧会を開いているオバンこと松田大 児さんを訪ねていますが、アメリカは楽しかったんじゃないですか?ヴェンチュラのパタゴニア(本社・本店)では、すごい歓迎を受けたって聞きましたけど。 サイン会のようになったとか?

MATSUDA) うん。楽しかったね。またアメリカの人たちが褒め上手で・・・(笑)。
やっぱりアメリカのパタゴニアのショップに自分の本とT-シャツが並んでるのを見たら感激した。ちょうど一年前のムーンシャインフェスティバルのときにカリフォルニアに行ったときは、まだこの一連のことは始まってなかったんで。

Bueno!) ちょっとした変化?

MATSUDA) すごい変化。イヴォン(シュイナード/ パタゴニア創始者)がまた落ち着いた静かな人で、すごいことをやり遂げてる人の謙虚さみたいなのがにじみ出てて・・・・。

今回ヴェンチュラでは次に展開してもらうトートバッグのデザインを見せてもらったりして、あとは波乗りして。僕は南もにぎやかで楽しいけど、ヴェ ンチュラの落ち着いた感じの方が合うみたい。海が冷たくてスーツ着て、ブーツはいて、改めて日ごろ自分たちがいかにいい環境でサーフィンしてるのか、再発 見したところもあるかな

Bueno!) その種子島で描いた朴訥とした正直者のアイランドスタイルがオバンの絵からは伝わってきて見ていて和みますよね。サーフィンしない人たちにもファンがいっぱいいて!

MATSUDA)そもそも自分が好きな芸術家たちの共通した生き方に、「つたなさ」とか純粋さとかを大切にしていると ころがあって、それって、たとえば商売してたらそういうふうにもいかないことも、アーティストとしてはそこを追及していける。実は自分は奈良で商売してい る家の跡取りだったんで、それまではずっと迷いがあって、自分の中で揺れてるって言うか・・・・。
芸術家たちの生き方と出会って、これだったら自分もやれる!って決断した。

昔子供の頃、書道の時間があって、初めて「もり」って書いて、このとき自分で書けた!って感じがした・・・。この書けた!って感じは自分の責任で決めたこ とって言うか、その感じが、たとえば自分がその後絵を描いて、これで描けた!って思うときも同じ感覚でね。芸術家の生き方に出会ったときも、この「もり」 を書けたって感じがあった。

Bueno!) 絵を描く前に生き方から?

MATSUDA)そう。最初はまだサーフィンを絵にすることはちょっと俗っぽい気がしてしたくなかった。ずっとあと で、いろいろと苦しい時期もあって、そんなとき、つくづくサーフィンってええなあ、と実感して、そうなってくるとそのすばらしさを周りにも伝えたくなっ て、次々と作品ができて。 サーフィンしてると、やっぱり僕が大事にしてる「つたなさ」とか自分の中の子どもを、いつまでも無くさずに大切にしていけるっていうか。自然と接してる訳 やしね。 サーフィンは一番長くやっていて、そこでは自分はどんどん自由になっていけてて、それに僕のアートが続いていってる感じかな?ほら、僕の本にも載ってる 「25年経ってまだ魔法がさめない」ってあるでしょ?あの感じ。
自分のアートはサーフィンしない人たちにもどんどん見てもらいたいし、実際最近はこんなところにも本があるって見つけたりしてうれしいなって。

Bueno!) 種子島の生活も長くなりましたね。

MATSUDA) 14年。けど永住感覚はないんで、自分たちはずっと根を張らずにおったほうがええんかな、と思ってるし、なんか一生旅気分で。

Bueno!) ところで島のサーファー人口も増えたでしょう?

MATSUDA) 15年前45人だったのが300人に。それで島では種子島をサーフィンの島みたいな打ち出し方をする動きがあって、そうなったときにサーファーたちがいい形で島の動きに取り組んでいけるように、今からいろいろと話し合って考えているところ。
たとえば100年続けられるビーチクリーニングとかもそのひとつ。よく人間が自然を守ろうって言うけど、どこかおこがましい感じがするんで、自然に対して 常に謙虚な気持ちや教わる気持ちを忘れずにいたい・・・。サーファーって自分の中にいて、そういう謙虚な教えをしてくれる「古代人」に対して敏感な人種だ と思うし。

Bueno!) 今度は古代人ですか!?(笑)来年もまたスローライフから生まれる活躍を楽しみにしています。

イメージ* 奈良市に新しくオープンした「奈良界」のギャラリーで開催中の松田大児の展覧会は、残念ながらインタビューの日が最終日でした。『アロハ・ジャーニー』で お馴染みのアイランドスタイルの油絵に加え、松田氏がずっと続けて描いている墨と岩絵の具のオリエンタルな絵のシリーズも見ることができました。